›9 29, 1999

1999/09/29号

Category: バックナンバー:産業編
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      ◆◆◆◆◆ めるまがかつしか(産業編) ◆◆◆◆◆
      ◆◆◆◆◆    1999/09/29号     ◆◆◆◆◆

          ◇◇◇   ◇◇◇◇   ◇◇◇

□ 目次 □
1.【コラム】みんなでボランティア活動にインターネットを使おう(その4)
2.葛飾区関連記事
3.掲示板から(特報!こどもデパートin 産業フェア)
4.編集チームから
           ◇◇◇   ◇◇◇   ◇◇◇

1.【コラム】みんなでボランティア活動にインターネットを使おう(その4)


       ボランティア活動と企業経営

 かつての「ボランティア活動」というと「お金と時間に余裕のある企業や個人
の施し」という性格のものが多く、今でもまだその多くに依存している部分でも
ある。企業や個人がその利益を社会に還元して行くという行為は誠に尊いし、そ
ういう奇特な方がいなければ社会は良くならない。しかし一方では、全企業の96
%を占めると言われるいわば日本の産業を支える『中小企業』の多くは、未曾有
の不況の中でもがきながら経営に取り組んでいる。中小企業の8割が赤字法人だ
と言う話も聞く時代だ。ではそういう赤字企業には、ボランティア活動は無縁な
ものだろうか?

 筆者の経営する東京和晒(株)という繊維加工・企画・販売会社は社員数約20
名年商約3億の中小企業である。売上はここ5年間下落の一方であるが、その中で
何とか利益だけは確保している。4年間頑張って黒字を続けたら「経営合理化に
優秀な成績をおさめた」として昨年は東京都で7社しか受賞出来なかった東京都
知事賞を受賞した。都知事賞の企業でもこんな状態だから、他の多くの企業の内
情は悲惨極まりない部分もある。そんな同業他社に言わせると「あんなに社業外
の事に首を突っ込む社長の所が元気なのがおかしい」となる。確かに、筆者の関
わるボランティア活動はというと、葛飾区若手産業人会議の他にも町会、PTA、
青年会議所、法人会、商工会議所、産業フェア、防災生活圏検討会やら「まちネ
ット」というまちづくり団体、また神社崇敬会から参拝講、更にはお神輿の同好
会など実に膨大である。(詳しくはhttp://www.tenugui.co.jp/takiにて紹介し
ている。)
 ほぼ毎日その活動を社業と同時並行的に進めているのであるが、そんな社長を
擁する企業が同業他社より優秀な成績を上げているのでは不思議と思えるのも当
然であろう。

 が、筆者としては「ボランティア活動」を通じて、如何に企業経営に多くのご
利益があるかを、ただただ感じて感謝している次第である。今回はその謎解きを
しよう。

 ワンパターンの商品やらサービスを提供する企業は昨今では余程の事が無い限
り、価格競争やら存亡の危機が訪れる。物余りの時代に消費者に受入れられるに
は、めまぐるしく変わる消費者のニーズに対応して行くのは当然の事である。大
企業ならしかるべき予算や人材を投入して行う「マーケティング」「企画」「開
発」「広報」などの「売上に直結しない間接部門」がそれに対応出来るが、中小
企業にその部分の充実を求めるのは究めて難しい。生産も営業も経理も総務もそ
の他諸々を社長夫婦やら数人で対応している企業にはなおさら難しい。
 と言ってアウトソーシングに出す程の予算も無い。それゆえ中小企業の明日は
益々暗くなる。私がボランティア活動をしながら肌で感じる事が出来るのは「生
の消費者の要望やニーズ」である。ボランティア活動を進める上では、他愛ない
世間話が付きものだ。多くの貴重な情報はそういう話の中にある。更にボランテ
ィア団体で、何か共通の目的で事業を進めて行く場合、更に鮮明なものが見えて
来る。事業をボランティアで進める場合、各人の得意業が見えて来てそこで出来
た人間関係がビジネスに直結する場合が多い。また「広報」なんておおよそ中小
企業には縁遠いと思われていた部門も、若手産業人などのボランティア団体での
様々な戦略やネットワークが、そのまま社業にも活用出来る。当社今年の6月か
ら新規事業を開始したのだが、その案内をするにも「プレスリリース」「ダイレ
クトメール」による新規顧客探しに取り組むなど、ボランティア活動で培ったノ
ウハウを最大限に発揮させて頂いている。
 また、何をするにも「事業計画書」「趣意書」「依頼書」などの資料を作った
方が物事がスムーズに運ぶという事も教えられ企業経営その他事業推進に活用し
ている。

 会社経営の場合、基本的には雇用主と社員の関係は給与のやり取りで成立つ様
に思われているが実際にはそれだけでは人は動かない。相互に無報酬のボランテ
ィア活動における役割分担や事業の推進が出来る様になれば、企業経営にもプラ
スになってこそマイナスになる部分は何も無い。更には、ボランティア活動で「
社会のニーズを掴んでその問題解決を進める」という作業は、実は会社の新規事
業の展開と共通する部分も多いのである。おまけとしてボランティア活動を通じ
て育んだ友人とのネットワークは企業経営の最大の財産ともなる。
 企業経営も単なる「利潤の追及」ではなく、「公益的社会的な目的」が奇麗ご
とでは無く存続に関わる重要な課題になっている。収益構造の多少の違いこそあ
れ「社会に役に立たなければ存在価値は無い」という点では企業もボランティア
も大差無い。

 そう考えて見ると、ローリスクかつハイリターンなボランティア活動をやらな
い手は無い。さあ、今日からは胸を張ってボランティア活動に取り組もうでは無
いか。

                  葛飾区若手産業人会議 会長 瀧澤一郎

   ◆ 東京ボランティア・市民活動センターのご厚意により広報 ◆
   ◆ 誌「ネットワーク」1999年5月号〜9月号で連載されたもの ◆
   ◆ をメールマガジン用に再編集しました。         ◆

          ◇◇◇   ◇◇◇◇   ◇◇◇

2.葛飾区関連記事

★このコーナーでは新聞各誌に掲載された葛飾区関連の記事の抜粋を紹介します。

 ☆難病患者激励マラソン沢本さんがんばれ
    進行性金ジストロフィーなどの難病患者を激励するために日本一周マラ
   ソンをしている札幌市のデザイン事務所経営「沢本和雄」さんの歓迎集会
   が、9/2JR亀有駅で開かれた。
                        【東京新聞9/3】

 ☆「無農薬の有機野菜食べて」
    農薬や化学肥料を使わない野菜を食べてもらおうと、葛飾区内の6軒の農
   家が、「区有機農業研究会」を結成し、今後有機野菜の栽培に取り組み直
   販所で販売することになった。栽培する有機野菜は、枝豆、小松菜、ブロッ
   コリー、ネギ、キャベツなど。収穫した野菜は、同区柴又に11月に開設さ
   れる野菜共同直販所の有機野菜コーナーや6軒の農家が各自で設ける直販テ
   ントで販売する予定。
                        【読売新聞9/5】

 ☆ちびっこ祭
    新小岩北口みのり商店会(牧田盛市郎会長)の「第22回ちびっこ祭」が5日
   行われ、会員手作りの模擬店や輪投げ、どじょうつかみコーナーなどが並
   び、子ども達の歓声が響いた。
                        【毎日新聞9/6】

 ☆足立区からのオウム信者転入認めず
    足立区からオウム真理教施設が移転するのに関連して、隣接する葛飾区
   の「オウム真理教対策連絡会議」は、9/6、足立区内からの信者の転入届を
   受理しない方針を決めた。同区はすでに、信者からの区施設の使用申請を
   拒否することも決めている。
                        【毎日新聞9/7】

 ☆名調子の紙芝居に
    葛飾区に伝わる昔話を紙芝居にまとめ子ども達に伝えつづけるサークル
   がある。現在5作目となる作品が完成しつつあり、幼稚園や小学校での上演
   を目指して、仕上げの作業が進んでいる。「上演すると子ども達の目がだ
   んだんと輝いてくるのが分かる。手作りの郷土史を味わってもらいたい」
   と会員達は張り切っている。
                        【朝日新聞 9/7】

 ☆お年寄りにメッセージカードを
    区立南奥戸小学校の児童らが9/8、地域のお年寄りにプレゼントするメッ
   セージカードを作った。9/12に同校で開かれる敬老会で地元のお年寄りに
   手渡す予定。
                        【朝日新聞9/9】

 ☆天皇・皇后両陛下が特養ホームを訪問
    天皇・皇后両陛下は、9/9午後「敬老の日」を前に奥戸の特別養護老人ホ
   ーム「奥戸くつろぎの里」を訪れ、お年より達を励まされた。
                        【読売新聞9/10】

 ☆都内ではここだけフジバカマ咲いてます
    秋の七草の一つに数えられるフジバカマが、都立水元公園西側の「自然
   保護区域」 (葛飾区水元公園4番先)で淡紅色がかった白色の花を咲かせ
   ている。フジバカマは、環境庁のレッドカードデータブックで絶滅危惧種
   に指定されているキク科の多年草。
                        【東都よみうり9/10】

 ☆障害者・高齢者の外出手助けを
    障害者・高齢者の外出手助けに、電動リフトつきのワゴン車(ハンディ
   キャブ)を運行している葛飾区のボランティアグループ「生活支援クラブ
   花しょうぶ」が、運転などに協力してくれるボランティアを募集している。
   今年4月に発足したグループで、9月からは平日の送迎も手がけるなど活動
   の幅を広げている。
                        【東京新聞9/11】

 ☆マムシ荒川流域で続々発見
    江東区や葛飾区の荒川河川敷で、毒蛇のマムシが、相次いで見つかり、
   両区では看板を設置するなどして河川敷利用者に注意を呼びかけている。
                        【朝日新聞9/11】

          ◇◇◇   ◇◇◇◇   ◇◇◇

3.掲示板から
 掲示板に投稿された情報の中から、ほんの少しだけお送りします。イベントの
情報などをお持ちの方は、気軽に掲示板でお知らせください。
  http://www.downtown.katsushika.tokyo.jp/cgi-bin/sangyou/minibbs.cgi

 また、メール(mk-editors@downtown.katsushika.tokyo.jp)でも、受け付け
ています。

             --------------------

投稿者: kazu
題名: こどもデパートin葛飾産業フェア


 この度、第15回葛飾区産業フェアにおいて、子供たちに販売体験を通じて、ビ
ジネス意識を持う目的で、ご好評を頂いた昨年に引き続き、下記の要項で「こど
もデパート2」を開催する事になりました。
 欧米では、小学生の教育の中にビジネスゲームが普及しつつあります。その中
にはPlan(企画)、Do(実行)、See(理解、検証)と全ての段階の研修を行うも
のもありますが、その簡易型の体験プログラムを「こどもデパート2」として行う
事にしました。
 つきましては、是非、産業フェア会場においでの際は、テクノプラザかつしか
2Fの「こどもデパート2」にお寄り頂き、また子供達の中で参加体験希望の方がお
りましたらご紹介頂きたくお願い申し上げます。

                  記

 1.日時
    第1回  10月16日(土) 営業時間14:00〜16:00
    第2回  10月17日(日) 営業時間11:00〜15:00
    ※参加する子供達は30分前に集合して下さい。ミーティングを行います。

 2.対象
    小学校4年生〜中学校3年生まで

 3.実施方法
    ・各チーム3名で、『PR』『販売』『会計、記帳』の役割をそれぞれ分担
     し販売活動を行います。各回3チームを予定します。
    ・販売物品は、基本的に区内企業の製品の委託販売または協賛物品の販
     売を致します。売上げは本事業の運営費などに充てさせて頂きます。
    ・こども達には参加記念品を差し上げます。
    ・販売物品のご提供可能な方はご連絡頂きます様お願い申し上げます。
    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 4.申込み方法
     10月9日までに葛飾区若手産業人会議 副会長 高橋邦夫宛てに、下記
    参加申込書の内容をお知らせ下さい。
       電話:03-3691-8871/FAX:03-3694-8871/携帯:0904-950-7817

    ※ただし、定員に成り次第締め切らせて頂く場合がありますので、あら
     かじめご了承ください。
    ※尚、参加に際しまして、保護者同伴である無しにも関わらず会場まで
     の往復の際の安全管理には、自己責任で対応して頂く旨了承したもの
     とさせて頂きます。

【参加申込書】
    氏名   :
    電話   :
    住所   :
    学校名  :
    学年   :
    参加希望日:
    保護者名 :

      ★★★ 企業・商店の方へ お願い! ★★★

現在、「こどもデパート」実行委員会では、こどもデパートで販売する商品の
提供者を捜しております。
 提供可能な方は以下の項目をeditor@wakate.comまでご連絡下さい。

■提供物品名
■数量
■連絡先
■希望小売価格(出来れば2000円以内のもの)
■提供価格(協賛〜1割バックマージンまでご希望で)
 ※なお、こどもデパートの収益は、こどもデパートの運営に充当させて頂きます。
 
  
          ◇◇◇   ◇◇◇◇   ◇◇◇

4.編集チームからのお知らせ
 めるまがかつしか編集チームでは、葛飾をテーマにしたコラムを書いて戴ける
ライターを募集しています。掲載の基準などについては、下記のメールアドレス
まで、お問い合わせください。

  mk-editors@downtown.katsushika.tokyo.jp

          ◇◇◇   ◇◇◇◇   ◇◇◇

□編集後記□
 今回は編集長が関西出張なので私が書くことになりました。
 いつも発行していて思うのですが、どれくらいの人が読んでいてくれるのか?
登録は200名以上いるのですが「余計なお世話メール」だとか思ってポイされ
ているのか?「もっとくだけても良いのに」とか思っているのか?
 読者の皆様の声が聞きたいものです。
 などと考えながらも、産業フェアがどんどん近づいて来ます。
皆さん、若手産業人会議のブース(テクノ2F)に来て下さいね。

                                 (T)
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          次回(1999/10/13号)をお楽しみに!
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 めるまがかつしか(産業編)
    企画:葛飾区若手産業人会議  http://www.wakate.com/
 編集チーム:飯吉、林、福田、高田
   発行人:瀧澤一郎
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